管理対象AppleIDって何なのよ...
忙しくて更新が滞りました。すみません。
ちまちま更新していくので皆様よろしくお願いします。
AppleSchoolManagerに登録した後、AppleIDを作ることができるんですが
まず必ず出てくる疑問は
管理対象AppleIDってなんなんですか?
通常のAppleIDとどう違うんですか?
って事かと。
で、会議になると「AppleID!管理対象AppleID!」と連呼する羽目になるので
必ず1人、2人混乱する人がでてくる。
AppleID≠管理対象AppleIDです!
私達が普段使っているAppleIDと管理対象AppleIDは外見は同じでも機能が違います。
Apple公式サイトのヘルプに詳細が乗っているので
こちらも参考にしていただきつつ読んでください。
通常のAppleIDと管理対象AppleIDの大きな違い
通常のAppleIDはiCloudのストレージが無料では5GB
これでは正直何もできません。
でも、管理対象AppleIDは違う。なんと200GBが無料でついてくるのです!!!
Apple様ありがとう!!!これが最大の違い。
通常のAppleIDと違い以下の機能が使用できません
(2018年10月14日時点)
■App Store での買い物
■iTunes Store での買い物
■iBook Store での買い物
→AppStoreのアプリからログインできますが、無料、有料問わず
アプリをダウンロードしようとすると「このAppleIDでは購入できないよ」とエラーが表示されます。
■HomeKit で接続されたデバイス
→自宅にHomeKit機器が無いので詳細を検証していないのですが
ホームアプリで端末を管理するには、すべてのデバイスでAppleIDを使って iCloud にサインインしてなくちゃいけないのでここではじかれるかと、、
■Apple Pay
→使えたら溜まったもんじゃない。もちろん使えません。
■iPhone を探す
■Mac を探す
■友達を探す
→使えません。でも基本iPadの一括管理になるとMDMで管理する事になると思います。
MDMの基本機能で大体どのサービスにもMDMの管理画面からiPadを紛失モードにしたり現在地を特定できる機能が備わっています。
もちろんiPadの電源が入っていること、ネットワークに接続されていることが必須なのでご了承ください。
■iCloud メール
→使えません。どうしてもメッセージ機能的な何かを管理対象AppleIDを用いて使いたいならFaceTime、iMessageを使用してください。
この2つはAppleSchoolManagerの管理画面から許可してあげれば利用できます。
■iCloud キーチェーン (ただし、キーチェーン項目は共有 iPad デバイスに保存および復元される)
→超ややこしいやつですね、、例えばWebサイトとかにログインすると「このパスワードをキーチェーンに保存しますか?」と聞かれます。これができない。
■iCloud ファミリー共有
→iTunes、Apple Books、App Store で購入したコンテンツを共有できる機能なんですが
そもそも前述にある通りAppStore / iTunes / iBooksでの購入自体行えないので共有できません。
ファミリー共有についてはこちら
■FaceTime (デフォルトではオフ、ただし、教育機関がオンに切り替え可能)
■iMessage (デフォルトではオフ、ただし、教育機関がオンに切り替え可能)
→デフォルトではオフになっています。
AppleSchoolManagerの管理画面から許可してあげれば利用できます。
ものすごいざっくばらんに書きましたが
上記の機能以外AppleIDと同じです